Ubuntu 9.04 Jaunty Jackalope と NVIDIA ドライバ

Merry Christmas!

メインで使っているデスクトップPCを Ubuntu 9.04 (Jaunty Jackalope) にアップグレードしました。Jackalope は、来年4月にリリースが予定されている Ubuntu の次期安定バージョンです。アップグレード自体は、"update-manager -d"するだけなので超簡単なんですが、X server が1.6というアグレッシブなバージョンなので、NVIDIAのプロプライエタリなドライバが動きません(そうドキュメントに書いてあった)。なので、オープンソース版の nv やら nouveau というドライバをインストールしてしばらく使っていたのですが、Compositeの機能が使えなかったりしてとても残念な感じでした。そこで、ダメ元でNVIDIAのβ版ドライバを入れてみたら動作したので、ここに記録を残しておきます。

NVIDIAのFTPサーバ (32bit)からドライバ(現時点で最新は180.18)をダウンロードします。pkg0,pkg1,pkg2とあるのはコンパイル済みのモジュールが含まれているかどうかなのでpkg0でおk。

% sudo /bin/bash NVIDIA-Linux-x86_64-180.18-pkg0.run

ここで、dash とか zsh だとエラーになる場合があるので、bash で実行します。インストールが完了したら再起動するのですが、残念ながらそのままでは次のようなエラーが表示されて起動しません。

(EE) NVIDIA(0): This video driver ABI is not supported.
(EE) NVIDIA(0): Use the -ignoreABI option to override this check.

素直に指示に従って X 起動時のオプションに -ignoreABI オプションを付け加えます。私の場合は、gdm経由でログインしているので、 /etc/gdm/gdm.conf を書き換えます(太字の部分を追加)。

[server-Standard]
name=Standard server
command=/usr/X11R6/bin/X -br -audit 0 -ignoreABI
flexible=true

この Ubuntu 9.04 なんですが、動作が軽快でかなり気に入っています。 Ubuntu Community にシャトルワース氏が投稿したメールにもあるように、起動/レジューム時間の短縮が目標に掲げられているようです。

There are some specific goals that we need to meet in Jaunty. One of them is boot time. We want Ubuntu to boot as fast as possible - both in the standard case, and especially when it is being tailored to a specific device. The Jackalope is known for being so fast that it's extremely hard to catch, and breeds only when lightning flashes. Let's see if we can make booting or resuming Ubuntu blindingly quick.
Introducing the Jaunty Jackalope by Mark Shuttleworth

また、まだ実装はされていないようですが、Growlっぽい機能も標準で付くようで今から非常に楽しみです。


(追記)
Ubuntu に愛ちゃん愛ちゃんは付いてきません。(正式に公開されたようでリンクを変更)

WaterMark System Information

最近はだいぶ暑くなってきて、PCの温度が気になるようになりました。そんな人には、 WaterMark System Information がお勧めです。CPU負荷の他に、メモリ使用量、CPU温度、ファン回転数、HDD温度などをまとめて監視できます。

IIIMECF + ATOK X3 を Emacs の日本語入力に使う

僕は、emacs-snapshot-gtk をメインのエディタとして使っています。そのままでも日本語入力はできるのですが、入力時のフォントがどうしても気に入らないので、 Emacs では IIIMECF を使って、IIIMサーバと直接通信するようにしています。

インストール方法

IIIMECF-0.75.tar.gz (2007/1/10)
$ tar zxvf IIIMECF-0.75.tar.gz
$ cd iiimecf
$ emacs -q --no-site-file -batch -l iiimcf-comp.el
# mkdir /usr/share/emacs/site-lisp/IIIMECF
# cp lisp/* /usr/share/emacs/site-lisp/IIIMECF

.emacs の設定

UNIXソケットのデフォルトは、 /tmp/.iiim-username/:1.0 のようですが、自分の場合は :0.0 だったので次のように設定しています。これで Shift+space で IIIMECF 経由で ATOK が利用可能です。

;; iiimecf
(setq iiimcf-server-control-hostlist (list
          (concat "/tmp/.iiim-" (user-login-name) "/:0.0")))
(setq iiimcf-server-control-default-language "ja")
(setq iiimcf-server-control-default-input-method "atokx3")
(setq default-input-method 'iiim-server-control)
(require 'iiimcf-sc)
(global-set-key [?\S-\ ] 'toggle-input-method)

GNOMEランチャの設定

emacs 起動時の環境変数に XMODIFIERS="@im=none" を渡すようにします。GNOMEのランチャから起動する場合は、次のように設定すればOKです。

env XMODIFIERS="@im=none" emacs-snapshot-gtk